最終更新:2009年08月21日 image/tokaga02.gif
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階層テキストkostEdのマニュアル
階層テキストkostEdのリードミー

階層テキストkostEdとは

 「階層テキストkostEd」は、チョッとした階層テキストエディタです。

 ワープロ文書が持っている機能のうち、文字列を「色付きで目立たせたい」と 「目次」表示の 2つの機能を、どうにかしてテキストファイルでも実現しようとしたしたものが、このプログラムです。

 次の図は、リードミーファイル(kostEd.korm)をkostEd.exeで表示したものです。
上覧に操作用のボタンが並び、下段は目次(左側)とテキスト用(右側)のペインです。テキスト部分で赤色表示している文字列の左端 のDOT(".")が 目次 を、DOTの数が階層を示しています。また、文字列内に"|"文字を追加する事で、次の"|"までの文字列を 赤色表示しています。詳細はKOST仕様をご 覧下さい。

 目次の項目をクリックする事で、テキストの該当部分を表示します。

image/kosted01.png

 図1 kostEd表示(参照モード、KOST1&4仕様))

 同じファイルをメモ帳で表示すると、次のようになります。上の図と比べてください。テキスト表示部分の内容は、 文字色と背景色を除くと全く同じなのが判ります。 違いは見易さです。

   image/kosted02.png

 図2 メモ帳表示

image/kosted03.png

 図3 kostEd表示(編集モード、KOST2&4仕様)

 図3の操作ボタンエリア中央の「KOST変換」ボタンはテキスト部分のKOST仕様の変換を行います。その時のKOST仕様の内容は、「色付 Mode/色 無Mode」と「PointMode/階層Mode」のトグルボタンの状態によって決定されます。「色付Mode」と「色無Mode」、 「PointMode」と「階層Mode」がトグルになっています。
図3の画面では、「色付Mode」と「階層Mode」になっているので、「KOST変換」を行なうと、図のテキスト部分のように、ピリオドのみの色付 き(KOST0&2仕様)になります。

 次の図4は、図3で「色無Mode」と「階層Mode」にし、「KOST変換」を行ったものです。図4のテキストはKOST2仕様(タイプ2)であり、こ のファイルを「保存」すれば、俗称「階層付きテキスト」として利用できます。

image/kosted04.png

 図4 kostEd表示(編集モード、KOST2仕様)

[蛇足]
 kostEdでは、このプログラムに必須な機能のみを表示し、使用頻度の少ない機能はオプションのメニューバーに置くことで「簡単な操作」を目指してい ます。図3の「操作用のボタン」がその全てです。

 パソコン操作を面倒にしている要因の一つが、「プログラムを選んでから、データを選ぶ」 方法だと感じています。解消するのは「データを選んでから、処理プログラムを選 ぶ」方法です。データを選ぶのは、メニューやランチャーとエクスプローラーなどに任せ、プログラムはデータ処理に専念すべきと思います。因 みに、kostEd.exeはパラメータにファイル名を指定して起動する事をお勧めします。

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