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八七koYomi>
マニュアル
はじめに
「八七koYomi」は、生活に根ざした役日を現代に活すよう提唱されたK暦の
支援カレンダーです。
皆さんは日々の生活をどのようなリズムで過ごしていますか。日曜から
始まる七曜日が生活の基盤になっているのではないでしょうか。自給自足の生
活をし世間から超越していない限り、七曜日を意識せざるを得ません。
また、三の付く日や五の付く日の縁日や催事の記憶はありませんか。これら
は週日制が導入された明治時代より、古くからある五日や十日のサイクルで行われ
ていた伝統のものかと思われます。官庁が決めている祝日も、日付から曜日で
決められるように成ってきました。成人の日も1月15日から1月の第2月
曜となり、その意味付けがあやふやになっています。
それなら、いっその事、時代を先取りした七曜日を基準にした暦を使いたい
とは思いませんか。
koYomiプログラム自体は、次のような画面を表示します。K暦とG暦(グレゴリオ暦)の違いが判るように、
2006年のクリスマスの日のものを用意しました。ジッと見てください、色々なことが判ります。
- 1年は、K暦では8季からなり、G暦では12月からなっています。
- K暦の8季は大の季できっちり7節(週)ですが、
G暦では偶々6週にまたがっています。
- K暦の季は日曜から始まり土曜日に終わっていますが、G暦では偶々金曜から始まり日曜に終わっています。
- 暦部分の表示で、K暦では季の8を除くと7行7列の行列式になっていて面白味がありませんが、G暦では0から9の数字がばら撒かれていて、
味わいを感じます。
- 暦部分について、K暦では全部が8季のものですが、G暦では前月や次月との重複部分がかなりあります。
- K暦の年末は常に877日の土曜日ですが、G暦では12月31日で、この年は日曜日です。また、K暦の年初は111日で、
G暦では1月1日です。
- ちなみに、G暦の12月31日は、K暦では2007年の年初である111日になります。
- 例えば、クリスマスの日付を表すのに、K暦では872(8季7節7曜)ですが、G暦では1225(12月25日)などと表します。
このように見てくると、月と7曜日の相性は良くはないようです。
図1のK暦とG暦で文字サイズを変えているのは、単に表示文字数とのバランスを考えての事です。
図1 koYomiプログラムの初期画面(左がK暦用、右がG暦用)
目 次
1. 概要
1.1 K暦とは
1.2 八季七節七曜日
1.3 開発の背景
2. 導入とサポート
3. プログラムと操作
3.1 プログラム
3.2 koYomi画面
3.3 INIファイル
3.4 サブメニュー
4. 拡張機能
4.1 スタート画面
4.2 アラーム機能
4.3 タイマー表示
4.4 ストップウォッチ画面
4.5 リネーム画面
4.6 画像キャプチャー画面
4.7 ドラッグ・ドロップでのプログラム起動